お客様との物語PROJECT
Attachment お客様から学ぶ多くのこと
お客様との絆、そして自己の成長
お客様の大切な想い
も
受け継いで
涙を流されたお客様のために
多くのお客様との出会いの中で、それぞれの事情でやむを得ず愛車を手放さなくてはならないというドラマに立ち会います。そんな中、今でも忘れられないお客様と出会いました。
そのお客様はバイクを心から愛している方で、希少価値のあるバイクを所有していました。新車で購入され4年ほど乗ったそうですが、腰を怪我してしまい、それ以来6年も倉庫に保管されていたそうです。
「どうしても手放せず、手元に置いておきたい。しかし、元気に走ってこそバイク自身も嬉しいのではないか」そう考えを改めて、売却を検討するようになったと。私と話をしている間にも、涙を流されていました。お客様の心がこもった、思い出がつまったバイクを買い取る。その責任感と使命感を痛切に感じました。店に戻る帰り道、とにかくこのバイクをできるだけ綺麗に磨いて送り出してやりたい。そのことばかり考えていました。私のそんな経験を踏まえて、スタッフにはお客様の大切な想いまで受け継いでいることを自覚してほしいと伝えています。
もちろんこの仕事をしていくうえで、査定スキルを高めていくことも重要です。そのため細かいミスなどを無くすべく、時間を見つけては実際に車輌を使った勉強会も行っています。お客様の大切な想いを胸に、スタッフの査定レベルを上げていくことは店舗の目標達成にもつながるのだと確信できるようになりました。結果的に「査定のスキルを上げること」と「お客様の想いを感じ取ること」、このどちらもお客様のために非常に重要だということを学びました。
さらに責任のある仕事を目指す
入社した頃、私はできない、辞めたいと思い悩んでいました。そんな悩みを先輩に相談したとき、「オレも最初はそうだった」と打ち明けられました。その先輩はどちらかといえば不器用で口ベタな方なのですが、とにかく努力をして乗り切ったと当時を振り返ってまで相談に乗ってくれました。
それから先輩に同行するたびに、行動やトーク術すべてをメモに取るようにして、そのまま実践したのです。覚えたもの、そのままです。先輩の真似を繰り返していくうちに、少しずつ成果が表れていきました。
現在は店長となって、人を育てるという観点からも私の様々な経験をスタッフたちに伝えています。そのため、スタッフが難しい案件を成約したときは、自分のことのように嬉しいです。店長としてのキャリアはまだ浅いですが、入社当時から積み重ねた努力を信じてこれからも取り組んでいきたいと考えています。スタッフの頑張りには手応えを感じており、ここのところ店舗の売り上げも安定してきています。
私自身もさらにステップアップして、複数の店舗を統括する立場で仕事がしたいですね。もちろん今以上に責任が重くなりますが、それだけ、やりがいも大きなものとなるでしょう。そこまで昇り詰めたら、どんな達成感や充実感があるのだろうかと、今はそれを楽しみに仕事に励んでいます。
信頼される
バイクライフアドバイザーに
なるために
STORY 02
目に見えるモノにこだわった
私は大学の専攻が経済でした。そのため就職活動では自然な流れで、証券会社などの金融業界を中心にまわっていました。ところが、金融業界は目に見えない商材を扱うことになるため、自分の中で違和感を覚えていました。そこで、違う業界も見てみようと方向転換。そして出会ったのが、バイク王&カンパニーでした。会社説明会に出席し、事業への熱い想いや社員の成長をバックアップする考え方、選考を通して出会った社員さんの人柄に惹かれて、この方々と一緒に仕事がしてみたいと思いました。親や友人で乗っている方もいたのでバイクに興味はありましたし、身近な存在でもありました。それに目に見えるモノですから(笑)。そして、入社に至りました。
信頼していただくこと
入社した当初は、先輩に同行しながら買取業務を覚えていったのですが、その先輩に影響を受けました。ある日、いつものように先輩がお客様のところへ伺ったのですが、そのお客様は先輩に一度バイクをお売りになったことのある方でした。その日は、別のバイクを売るために先輩を指名したのです。そのときのお客様の言葉が、今でも忘れられません。「あなたのことを信用しているから、いくらでもいい」と。日頃からお客様の心をつかむような会話術には感心していましたが、そこまで信頼を得ていたのだと本当に驚かされました。また、私たちバイクライフアドバイザーの仕事で履き違えてしまうのが、お客様を説得しようとすること。『説得』ではなくて、『納得』していただくことが本来のあり方だと学びました。私たちが買い取りに来たからではなく、お客様ご自身がお売りになりたいからバイクを売っていただく。その日から「目標」は、その先輩になりました。それは今も変わっていません。
バイクのことならバイク王
“バイクライフの生涯パートナー”を目指して
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